伝説の白い泥で美しくなる!パラオで必ず訪れたいミルキーウェイ

ユネスコの複合遺産に登録されているパラオ南西部に浮かぶ「南ラグーンのロックアイランド群」。珊瑚礁が海に浸食されてできたマッシュルーム型の445にもおよぶ島々は、独特の地形景観をみせていますが、その一角に通称“ミルキーウェイ”と呼ばれている海の色が白濁色しているところがあります。海の透明度は世界有数と言われていますがここは特別な場所です。
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白濁色のブルーが美しいミルキーウェイ

ミルキーウェイの海底には、海水に浸食された石灰岩が海中でプランクトンによって分解された石灰質の泥が沈殿しています。まるで入浴剤を入れてかき混ぜたような乳白色を帯びた青色は、他では見られない神秘的なブルーです。

波音ひとつ聞こえない、静かな森に囲まれたミルキーウェイにいると、まるで時間が止まったかのよう。景観を眺めるだけでもここまで来る価値はありますが、せっかく来たなら美容成分が豊富で、美白と保湿効果があると言い伝えられてきた白泥パックを贅沢に全身に塗って美しくなりたい!
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満潮時は水深3mほどあるので、そう簡単に泥をすくえません。でも泳ぎの上手なガイドさんが何度も海底まで潜って、白い泥を取ってきてくれます。
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そして、泥に混ざっている落ち葉や石などで怪我をしないように、丁寧に不純物を取り除いてくれます。
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楽しいデモンストレーション。
泥が体につきやすいように体の水分を拭き取り、泥をたっぷり手にとって優しく脚や腕など体に、頭や顔に塗っていきます。そして乾くまで待ちます。ここで注意したいのは、乾かしすぎないこと。乾くと深いしわが入ってしまうので、長くても10分程度がおすすめ。乾いたら海に入って泥を落とすだけです。ボートから飛び込むのも気持ちが良いです。干潮時には水深1mくらいになるので、海底の白泥に立つ事もできるそう。干潮時に行ったら足裏もすべすべになりますね!
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パラオ人ガイドさんは絵がとっても上手でした。
みんなの背中にイルカやカメ、タコ、サメなど様々な海洋動物を描いてくれて記念撮影。
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日本の化粧品会社が許可を受けて商品化しているという海底の白泥は、天然の美肌成分がたっぷり含まれているとか。惜しみなく全身に塗ってしっとり!日焼けの後にも良いそうです。

確かに、パラオから日本に帰国した後もしばらくお肌はしっとりしていました。

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パラオでは無人島への上陸やシュノケール、釣りなどをする際に、コロール州政府が発行する各種許可証の携行を義務づけられています。無人島の環境維持管理、シュノーケルポイントのボート係留ブイの設置、観光資源の保護などに使われます。ミルキーウェイへ立ち寄るロックアイランドのツアーに参加する場合は、ロックアイランド許可証として一人50米ドル(6歳以上が必要)かかりますが、10日間の有効期間があるので、滞在期間中ミルキーウェイへ何度も訪れたくなります。

泥を落としてからしばらく海面に浮かび空を眺めていると、尾の長い白い鳥がやってきました。White-tailed tropicbird(シラオネッタイチョウ)という海鳥で鳩より少し小さいのですが、この白い鳥がミルキーウェイを低空飛行すると、水面のブルーが反射してお腹が青く光って見えて、まるで幸せの青い鳥のよう。ため息がでるほど美しかったです。

ロックアイランドツアーカンパニー
http://palauritc.com

取材日:2016年12月 リスヴェル編集部