空港紹介:アトランタ空港

デルタ航空の本社があり、世界で最も忙しい(13年連続で乗降客数世界一)という統計があるアトランタ空港。正式名称はハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港と言います。空港コードはATL。ハーツフィールド氏とジャクソン氏という二人の元アトランタ市長の功績をたたえて、彼らの名前を冠しています。

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年間1億人を超える旅行者が利用すると言われるアトランタ空港、かなりの巨大空港ではありますが、巨大なのに効率が良く使いやすいという評価を受けています。

また、航空統計などを扱う英国のOAGが発表した世界の大規模空港中、2016年の1年間で定時運航率で4位になるなど、運航実績でも良い数値を残しています。(ちなみに、同1位は羽田、2位はブラジルのサンパウロ、3位はデトロイト、5位はミネアポリスと、上位5空港全てデルタが就航する重要空港で、うち3つがハブ空港となっており、デルタ航空の高い運航実績と呼応しています。)

まず空港の全体像を、アトランタ空港のオフィシャルMAPで見てみましょう。
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上記MAPにあるように、全体像はいたってシンプルです。一番下(西側)にメインターミナルである国内線ターミナルがあります。ここは「国内線(Domestic)」と書いてありますが、国際線利用の際でも、ここからチェックイン可能です。メインターミナルとT、AからFまでの各コンコースは、動く歩道のほか、空港内の無料電車「プレイン・トレイン(Plain Train)」で移動できます。
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プレイン・トレインの終点かつ最東に位置するのが、国際線専用のFコンコースです。Fコンコースには、メインターミナルでチェックインと荷物検査を済ませてからプレイン・トレインで移動することもできますし、空港外から直接Fコンコースの入り口に入ることもできます。

さて、メインで使う国内線ターミナルですが、北ターミナルはすべてブルーで色分けされており、デルタ航空以外の航空会社が利用しています。南は全て赤でカラーリグされており、デルタ航空専用となっています。

アトランタ国内線ターミナル公式マップ

DomesticTerminal

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そして、デルタ航空の成田-アトランタ直行便をはじめ、国際線で使用されるのがこちらの国際線ターミナル、コンコースFです。

アトランタ空港国際線ターミナル公式MAP

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また、デルタ航空便をご利用のお客様向けには、独自のATL空港MAPをご用意しています。(このマップは英語・日本語機内誌にも掲載しています)
Terminal map of Hartsfield- Jackson Atlanta International Airport. These images are protected by copyright. Delta has acquired permission from the copyright owner to the use the images for specified purposes and in some cases for a limited time. If you have been authorized by Delta to do so, you may use these images to promote Delta, but only as part of Delta-approved marketing and advertising. Further distribution (including proving these images to third parties), reproduction, display, or other use is strictly prohibited.

全体像をご覧いただきましたので、次に到着導線、出発導線別にご案内したいと思います。

<到着導線>
①成田-アトランタ直行便を含む、国際線でアトランタに到着した場合

主にコンコースF内のゲートへの到着となりますので、搭乗機を降りたら、入国審査のため「Immigration」の案内にしたがって移動します。米国入国に際しては、初めに到着した空港で入国審査を受ける必要がありますので、アトランタが最終目的地でない場合でも、アトランタ空港で入国審査を受けてください。

アトランタ空港でもAPCキオスクと呼ばれる入国審査用の機械の活用が普及していますので、ESTA(電子渡航承認システム)を利用して2度目以上の入国の際は、最初からAPCの機械へ誘導される場合が多いです。機械にパスポートの顔写真ページを読み込ませたのち、画面に表示される質問に答えていき、指紋確認のあと、最後に顔写真を撮ると、必要情報と顔写真が印刷された紙が出てきます。(各自の身長にあわせて機械が自動で上下に動くので、すこし驚きます)ので、その紙を持って、入国管理官のいるブースへ行き、パスポートと紙を一緒に渡します。

ESTAを利用した初めての米国訪問の際や、学生ビザ、就労ビザなどの各種ビザでの入国の場合は、機械のほうではなく、最初から入国管理官が待つブースに並びます。

どの列に並ぶべきかは、当日の空港誘導係の案内に従ってください。(混み具合等の事情により、案内方法が変わる場合があります。)

入国審査を終えると、その先に預け入れ手荷物の受取所(バゲージクレイム)がありますので、ここで預け入れ手荷物をいったん受け取ってください。(アトランタが最終目的地でない方でも、アメリカ国内への乗り継ぎや、ITI対象の南米以外の第三国へ乗り継ぎの場合も、必ずいったん手荷物をお受けとりください)。
預け入れ手荷物を含む、全ての荷物を持った状態で、税関の荷物審査を通過します。税関職員に質問される場合がありますので、事実に即して丁寧に答えるようにしてください。
*ITI(International to International)が適用される成田-アトランタ-リマ便などは、アトランタで預け入れ手荷物をいったん受け取り、預けなおす必要はありません。ITIの適用を受けるには、成田空港でのチェックインの際に、ITIの専用荷物タグ(紫色)を必ず荷物に付けてもらうようにしてください。

税関を通過した後は、アトランタ到着の方は「Arrival(到着)」の案内板にしたがって移動し、コンコースFの到着ロビーに出ます。ここから、メインの国内線ターミナルへの無料シャトルや、空港外に向かうタクシーに乗ることができます。空港周辺のホテルが運行する無料シャトルや、空港から国際会議場および駐車場を結ぶ無料モノレール、「スカイトレイン(SkyTrain)」、公共交通機関のマルタ(MARTA)を利用する場合は、いったん無料シャトルで国内線ターミナルに移動してください。
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アトランタから先、乗り継ぎ便をお持ちの場合は、「乗り継ぎ(Transfer)」の表示にしたがって、次の便に預け入れ手荷物を預けなおしてください。その後、空港のスクリーンやモバイルアプリFly Deltaにて、乗り継ぎ便の登場口を確認し、徒歩またはプレイン・トレインにて搭乗口のあるコンコースまで移動してください。例えば、搭乗口がA4の場合はコンコースAの南側、D40の場合はコンコースDの北側となります。

②アメリカ国内線で到着した場合
アメリカの国内線でアトランタに到着する際は、コンコースTからEまでのどちらかに到着します。国内線から国内線に乗り継ぐ際は、次に乗る便の搭乗口を確認して、そのまま次の搭乗口に移動してください。
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国内線で到着して、アトランタ空港が目的地の場合は、「Arrival(到着)」サインに沿って、適宜プレイン・トレインを利用しながら、メインの国内線ターミナルに移動します。国内線ターミナルの到着導線を進んでいくと、国内線用のバゲージクレイムが赤いカラーリングの南ターミナルに並んでいますので、そちらで預け入れ手荷物をお受け取りください。

<出発導線>
アトランタ空港から出発する場合は、国際線と国内線で若干導線が違います。
①国際線を利用する場合
上述のように、アトランタ空港には国際線ターミナルと国内線ターミナルがあります。国際線を利用する際は、手荷物検査場が国内線ターミナルよりも空いている可能性の高い国際線ターミナル/Fコンコースに直接向かうことが可能です。

または、公共交通機関や空港周辺ホテルの無料シャトルバスが充実している国内線ターミナルからチェックインし、荷物検査を経て、プレイン・トレインでコンコースFまで移動することもできます。

出発の際に、航空券に「TSA Pre (Check)」という印がついている場合は、TSA(アメリカ運輸保安局 )の空港優先保安システムの対象者に選ばれたことを意味していますので、保安検査場にて、TSAの専用レーンを使うことができます。この専用レーンは、靴を脱がなくて良かったり、PCや液体物(各100ml以下でジッパー付の透明の入れ物に入れてあるなど、機内持ち込み要件を満たしている物に限る)をかばんから出すことなく、より楽に保安検査を受けられるというシステムです。
詳しくはデルタ航空ウェブサイト内の該当ページをご参照ください。
*【2017年2月2日更新:TSAプレチェックですが、有料登録者が十分に増えたため、アメリカ政府は2月中に対象を有料登録者のみにする方針だそうです。今後は、これまでのように過去の入国記録を参考にしてランダムに選定され、TSAプレチェックのマークが付くことは無くなるようです。TSAプレチェックの有料登録は85ドルで5年間有効ですが、登録対象は米国籍保持者や永住権、もしくは相応の資格保持者となりますので、一般の日本人旅行者は現時点では対象外です。詳しくはTSAプレチェックのウェブサイトをご参照ください。】

②国内線を利用する場合
メインの国内線ターミナルから入ります。赤く色分けされた南側のデルタ航空専用チェックインカウンターやキオスク、荷物預け入れカウンター等を利用してから、保安検査場を通ってください。保安検査場でのTSAプレチェックに関する説明は、上記の国際線使用の際と同じです。

利用便の搭乗口を空港のスクリーンやスマホのアプリで確認のうえ、プレイン・トレインや徒歩、動く歩道などを使って、搭乗口のあるコンコースまで移動してください。デルタ航空の空港ラウンジ「デルタ スカイクラブ」は、各コンコースに1箇所以上、計9箇所に設置されていますので、ご利用資格をお持ちの際はぜひ当日の搭乗ゲートに近いクラブをご利用ください。
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アトランタ空港のスカイクラブや各種ショップに関しては、次回詳しく紹介したいと思います。

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取材日:2017年1月26日 (デルタ航空広報R)