ミネアポリス空港が取り組む、旅行者への癒し

アメリカのいくつかの空港では、忙しく移動する旅行者の気持ちを少しでも癒したい、という目的で、旅行者への癒しプログラムが実施されています。

デルタ航空の中西部のハブ空港、ミネアポリス空港では、地元ボランティアの皆さんやNGOが主導する心優しいプロジェクトが進行中です。

① 癒し犬
空港で犬を見かけても、たいていの場合、荷物をチェックしている麻薬探知犬であったり、目や体の不自由な人に同行している盲導犬・介護犬であったりと、私たち旅行者がむやみに触ったり話しかけたりしてはいけない、お仕事中の犬たちがおいのですが、ミネアポリス空港には、毎日約2時間、癒し犬が現れます。地元NGOの皆さんがボランティアで行っているそうです。私たちが乗り継ぎのためにMSPを訪れたこの日も、ジャーマンシェパードのメス、3歳のリビーちゃんが出動中でした。

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紫のジャケットには、「PET ME (かまってくれていいよ的な)」と書いてあります。
さっそくしゃがんで撫で始めると、同行するNGOのお姉さんが、「手をだせば、お握手するわよ」と。日本的でいう「お手」をしてくれます。ジャーマンシェパードなので、足はずっしりと重く、可愛いというより逞しい感じでしたが、とっても癒されました。私たちの後にも数人が列を作って待っています。wanwan

リビーとNGOのお姉さんは、2時間ほど空港内を歩き回って、ちょっとお疲れ気味の旅行者を癒してまわるそうです。

② 癒しのミュージックプログラム
次にご紹介するのは音楽プログラムです。西海岸のポートランド空港でも有名な取り組みですが、ここミネアポリスでは日によってピアノやギターのほか、ハーブまで登場します。「MSP MUSIC SERIES」では、第1ターミナルのお店が立ち並ぶ廊下にピアノやハーブなどの楽器を用意して、生演奏を聞いてもらう、という取り組みです。忙しい空港で、ゆったりとしたピアノの音色が聞こえてくると、本当に落ち着きます。
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③ 地元ボランティアが気軽に教えてくれる案内所
ターミナル内には、とても見やすいところにインフォメーションセンターがあります。空港内の施設に関する質問はもちろん、ミネアポリスやセントポールの観光名所やモール・オブ・アメリカに関する質問など、いろいろな内容に答えてくれます。この方たちも、特別なトレーニングを受けた地元ボランティアの方々だそうです。
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このほか、癒し目的ではないかもしれませんが、結果的にいやされるのが、ターミナル内にあるスヌーピーの銅像、2つです。

一つ目はパイロットの服を着たスヌーピーで、スパの横のくつろぎスペースにあります。
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もうひとつは、お子様が遊ぶエリアに旅行者の格好をしたスヌーピーがいます。
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こちらのスヌーピーは、作者のシュルツさんが地元セントポールで「ピーナッツ」の漫画を描き始めたことから、地元企業がシュルツさんの偉業を称えて寄付したものだそうです。snoopy-shulz

以上、どこかのんびりしていてボランティアの笑顔に溢れているミネアポリス空港の「癒しプログラム」をご紹介しました。

取材日:2016年8月および10月3日 (DL広報R)